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建設現場のごみのゆくえ

皆さま、こんにちは。工事部です。
ぐずついた空が続き、朝晩には秋の気配を感じる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

今回は、建設工事現場から出る「産業廃棄物」についてお話しさせていただきます。

 

家庭から出るごみは、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみなど、いくつかの区分に分けて出すのが一般的です。
工事現場から出るごみは「産業廃棄物」と呼ばれ、がれき類、木くず、金属くず、廃プラスチック類、ガラスくず・陶磁器くず、石膏ボード、汚泥などに分かれます。

 

家庭ごみが地域ごとの収集日に収集車で回収されるのと同じように、産業廃棄物も専門の許可を持った業者が定期的に回収し、処分してくれます。
ただ、家庭ごみと大きく違うところがひとつあります。

 

産業廃棄物は、業者にお渡ししたら終わりではなく、「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」という伝票を使って、いつ・何を・どれだけ引き渡し、どこで処分されたのかを記録します。
最終的な処分が終わったことを、排出した側が確認するまでが一連の流れです。近年は電子マニフェストも広がり、処理の経路をより確実にたどれるようになりました。

 

現場では、品目ごとにコンテナや袋を分けて排出しています。ひと手間かかりますが、分けておくことで、その多くが資源として生まれ変わります。

 

・がれき類 → 砕いて再生砕石に。道路や敷地の下地材として再利用されます
・木くず  → チップ化して木質ボードの原料や燃料に
・金属くず → 溶かして再び鋼材などに
・石膏ボード → 石膏と紙に分け、新しい石膏ボードの原料に

 

廃材は風で飛散したり、積み込みの際に音が出たりすることもあります。
コンテナにシートを掛ける、搬出の時間帯に気を配るなど、周辺環境にも配慮しながら作業を進めています。

 

工事現場から出るごみは、決して少ない量ではありません。
だからこそ、きちんと分け、正しい経路で流し、できる限り資源として次につなげていくことが、建物をつくる私たちの責任だと考えています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。